費用はできるだけ安く抑えたいと価格だけで選んでしまうとトラブルの原因となります。

自分の家に合った塗料や工事方法を選ぶ必要があるため、きちんと塗料や工事方法の選定を説明できる業者を選ぶことが大切です。

見積書にどんな塗料でどんな工事をするのか、どこを塗ってどこを塗らないかが明記されているかは必ず確認して下さい。

また、外壁の平米数などの数量がきちんと記載されているかも重要です。数量から材料の必要量を割り出すため『塗装工事一式○○円』などと記載してあるだけの見積書にはご注意を。

大切なご自分の家の工事を任せるなら、専門知識や経験のある業者に任せたい。その判断基準として、『塗装技能士』や『施工管理技士』の資格の有無を確認することをおすすめします。これらの資格を有するには一定期間の経験と知識が必要となるため一つの目安となります。

大手ハウスメーカーやリフォーム会社（営業会社）に依頼すると、下請け任せで専門知識を持たない場合もしばしばあります。

工事中や工事後にトラブルが生じた場合、施工業者がどこまで対応してくれるかは大きな問題です。

例えば
塗料が飛んで近所の車に付いてしまった。
お客様の所有物を誤って壊してしまった。
足場など高い所から物を落として通行人にケガをさせてしまった。
など、工事の際には万が一の事態に備え保険への加入は必須です。傷害保険や工事損害賠償責任保険に加入している業者を選ぶことも重要なポイントです。